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中村逸郎氏。ワイドスクランブルにて拝見

社会・文化・政治

食事時、主に、appleの古いiPadでネットニュースを確認しつつ、テレビも適当につけている。

玉石混淆のネットニュースと、大手のオールドメディアが選別してくれた厳選のニュースと解説を同時に拝見して色々と思うところも多い。

先ほど、テレビ朝日で「ワイドスクランブル」という「報道番組」が流れていて、ロシアの専門家として、中村逸郎 筑波大学教授が出演されているのを見た。

華奢な小男で、声も細くて小さい。
などと、自分自身のコンプレックスが反映されているようで、気になる存在(笑)

この中村教授が、今年、2018年のロシア大統領選に関して説明する中で、プーチン氏を「筋肉芸人」と呼んでいた。

政治家を、特段、何か面白いことをする滑稽な存在でもないのに、むしろ世界が恐れる諜報機関のエージェント出身であるのに、「芸人」と呼ぶ気持ちに彼の劣等感にも似たような屈折した優越感を感じたのは私一人かもしれない。

番組中で、ロシア人のインタビューに答える様子も紹介されたが、「ヨーロッパに比べてロシアは」と答える人もいて、やはりロシア人はヨーロッパの一部という自負があるのかなと再確認。

個人的には東欧の人さえ、ロシアを「ヨーロッパ」と認めていない人と多く会っているので、こうした認識は面白い。

外国人と接触する機会の多いと思われるロシア人は、「ロシアのヨーロッパ地域」というような言い方もしている。

このインタビューは中村教授が現地で行ったようで、現場に足を運ぶ地道な努力は評価されるべき。

ただ、いつも思うのは、ケースバイケースで、インタビュア含めて、スタッフを現地人のみで固めることも必要だと言う事。

今回は「プーチン大統領とロシア政治に関する意見」だったので、外国人のスタッフの方が、彼らも答えやすかったかも知れないが。

「大卒でもショップ店員にしかなれない」
そんなロシア人に、ロシアの現状も見える。

大学全入時代を迎えて、しかも少子化が進んでいる日本では、もう大卒は殆ど意味がない。

もちろん、東京大学出身です!等となれば別かも知れないし、専門職を養成するコース(医学部など)も別だろうが、いわゆる文系の「Fランク大学(Fラン)」などを出ても無くて良い「大卒」肩書きになるか、場合によっては邪魔にするなる。

ロシアではまだまだ大卒が意味があるのかも知れない。
また、その権威や教育の質も維持されているのかも知れない。

しかし、西側先進国が直面しているグローバリズムを考えれば、すでに世界経済は個人対個人の戦いのレベルに入っており、ロシア経済が云々言う前に、出来る事をすべきではないかなと言うのが率直な意見でもある。

企業に就職できないと言うが、その企業が少ないのではないだろうか。すくなくともMade in Russiaという刻印の入った世界的な商品は天然資源を除いてほぼ知らない。

我が家にあるのも古いカスベルスキーと民芸品くらいである。

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ワイドスクランブル(テレビ朝日)見てね!\(^o^)/

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