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「正しい歴史の教科書」が望まれる今日

北朝鮮による日本への核攻撃をちらつかせた恫喝が続く中、日本中で安全保障に関する話題、議論がわき起こっている。

安全保障や国防と言ったテーマは絶対的なタブーであったつい1,2年前からは隔世の感を持つ余裕もないほど慌ただしい動きだ。

国とは何か、日本とは何か、国民とは、日本人とは何か?
どうしても考える事も増えるし、そのような事を考えたこともない人もいただろう。

そこで、思い立って何か勉強してみようと思っても、さて、何を読んだらいいか分らない。

戦後70年にも及ぶ、日本封じ込めのための教育と洗脳、プロパガンダ、そしてそれらに精神の奥深くまで染められてしまった自称、他称インテリたちがものした書籍やテキストは全くあてにならない、嘘やねつ造、偏向に満ちたものである。

それらに過度に反発したものも逆の意味で信頼が出来ない。

どこの国にも光と影があり、長い歴史を持つほどに、秘密や隠し事も増える。

人間と同じだ。

事実だけを追い、そこに多様な光を当て、様々な立ち位置から、意味や構造、解釈を提示し、読者が自ら考えられる、何ものにも染まらないことを志向する基本的な教科書がないのだろうか。

この混沌と混乱した時代だからこそ求められている。

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