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お通し文化をめぐる外国人とのトラブル

お通し文化をめぐる外国人とのトラブル 社会・文化・政治

TBS NEWSからの記事。

訪日外国人客 飲食店での“ニッポンの疑問”
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3470984.htm?1536924504239

「今、あるものがトラブルになっている」というが、「お通し」が問題になってさまざまなメディアで紹介されてもう何年も経つのではないだろうか。

いい加減、飽きてきた人もいるのでは?

アメリカ人観光客「頼んでないものが出て来たらクレームがでる。支払うべきじゃない」

というような意見も出ているが、それなら、店員が寄ってきてチップを要求するのも「クレームが出る、支払うべきじゃない」というような意見だって公平だろう。

こうしたやり取りは散々されてきたし、だからこそ、外国人の多い渋谷の「のんべい横丁」など、すでに「テーブルチャージ」と説明する事に慣れている。

それでも、ビデオ後半では「お通しについて説明してくれたら問題ありません」などと言うオーストラリア人男性もいる。

外国に旅行に行く際、その国の文化や習慣を前もって調べるのは常識だと思うが、それを相手国に押しつける大人として恥ずかしくないのか。

欧米の文化がどこでも世界標準で、常識と思う無意識の優越意識なのか。

10年以上前だったら、店主と客の押し問答の末、「いいよ、もう、払わなくて!」というようなやり取りも多かっただろう。

それでも、その頃の多くの欧米人観光客は、遠く、高い、日本にわざわざ来る程、日本に興味がある人が多かったから、こうしたコトに関する、まめ知識にやたらと詳しい人も多かったのだが。

今や、インバウンド観光政策と海外での一種のブームもあって、「日本?よく分らないけど、面白そう!行こう、行こう」といった気軽な感じでくる観光客が増えて、むしろトラブル率も高くなっている。

外国人観光客に夜、遊んでもらって、金を使わせようと言う「ナイトタイム・エコノミー」などは最悪な政策の一つだと言える。

そうでなくても増える傾向にあるトラブルの数に拍車がかかるのは目に見えている。

どこの国でも地域でも、夜は犯罪が多いし、もめ事も増えるのだ。

また、異国でハメをはずしたい不良外国人がたむろして外国人同士でもめることもさらに増えるだろう。

地域によっては、海水浴場の夜中の騒ぎなどが「公害」化しているのと同じ様な現象も起きうる。

観光業は多少の収益をもたらしても、日本のような大きな経済国家に潤いを与えるほどにはならない。

むしろ強引で、急激な外国人の流入は、早々と日本人を巻き込んだ凶悪犯罪やトラブルを続発させる可能性が圧倒的に高い。

そして、日本はそうした危機に対応出来る状態にない。

外国人が少なかった頃の日本人は、多少の外国人の不作法や、横暴、無礼などにも耐えてきたが、過剰な接触はもはや、彼らに対する「お客さま」意識を消し去って、たんなる「無法者」にしか写らなくなる。

その時期が来ている。

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