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「リベラル」の壁とビジネスのはざまで|保守タレントたちのゆくえ

本当のコトかどうか分りませんが、何年か前に「”えなりかずき”さんは、韓国の悪口を言ったから干された」という噂をよくインターネットで見かけました。

 

また、つるの剛士さんが、番組の「リベラル」的主旨に少し背いただけで、大バッシングを受けた、というニュースも最近だったと記憶しています。

 

一般的に、日本のテレビは、「リベラル」で、とくに中国、韓国の話題では、決して批判的には報道しない、またはまったく報道しない姿勢だと認識されていました。

 

ところが、2018年頃から随分と雰囲気が変ってきたようです。

 

依然として、あからさまに中国、韓国の悪口を言ったり、批判したりするコトは少ないようですが、その変化をもっとも如実に表しているのが、芸能人やタレントの発言でしょう。

 

それまで政治的発言をしなかったり、まったく取上げられていなかった芸能人のコメントが、韓国や中国に「厳しい」、「批判的」というとだけで注目されて、ネットなどで賞賛され始めました。

 

もちろん、この人たちが、底意があって発言しているとは言いません。

きっと正直に思うところを述べているのでしょう。

 

しかし、その様子は、テレビ局、スポンサー、制作者、視聴者、国民、また、批判されている国の政府や関係者、その他の世界のマスコミなどが、固唾をのんで、観察しているのは明かです。

 

「日本は変化しつつあるのか?」

 

それは非常に大きな時代の分かれ目になるからです。

ビジネスにおいてもそうです。

 

韓国や中国に対して、日本の視聴者や国民が感じていることを、押さえた表現で語る芸能人やコメンテーターがウケるなら、次は過激に語ることで、さらなるウケを狙ってくる人も出てくるでしょう。

 

それがビジネスになるからです。

そして、そのビジネスの後ろにいる人や組織もその流れに乗るかも知れません。

 

「リベラル」一辺倒に思われたマスメディアが一気に逆の方向へ動く可能性もあるわけです。

 

もちろん、マスメディア側でも激しい対立が起こるでしょうし、受ける側の視聴者、国民の方でも同じように対立があるでしょう。

さらには、利害に一枚かむ諸外国も含めて、表裏にわたっての工作もあるでしょう。

ひとつ言えるのは、いま、日本のマスメディアが潮目にさしかかっている事です。

 

 

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writer: ジジイ

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