どこから出た噂・デマなのか分りませんが、「トイレットペーパーが無くなる!」という情報が出回って、ちまたではトイレットペーパーの売り切れ続出で大変な混乱になっています。

 

トイレットペーパーは、ほぼ国内生産で、またその原料のパルプや古紙も国内から調達されています。

ですから、新型コロナウイルスのパンデミックによる、中国の製造・輸送の混乱、停止なども、ほとんど関係ありません。

 

政府による説明は当初、「大丈夫」というかけ声だけでしたが、今では数字も出て来て、業界団体からも供給の保証がされています。

 

しかしながら、多くの消費者がスーパーやドラッグストアなどに殺到している現在、「在庫が無い」という現象はしばらく続くでしょう。

一方で、生理現象は止まりませんから、自宅や店、オフィスにストックが無いと困った事になります。

 

今現在、トイレットペーパー不足を解消する手立てとしては、ロールのトイレットペーパーではなく、昔ながらの「ちり紙」「落とし紙」を利用すると言う方法があります。

 

 
こういう感じのものです。
 
上記の商品の場合、アマゾンでは12月から価格も変化しておらず、コロナ騒ぎで高騰している商品と比べて、損をする感じもありません。
 
値段も変化していないのでボッタクリ感はありません
 
 
このような紙を見たことのある方もいるのではないでしょうか?
 
中高年以上なら、きっと見覚えがあるかと思います。

トイレットペーパーが普及する前は、このような紙が主流でした。

 
こうした「落とし紙」は今でも「トイレ用」「ペット用」「介護用」など、さまざまな用途に使われていて現役です。

こちらの商品も「水洗トイレで使える」と言うことなので、トイレットペーパー代わりになります。

 
また、余ったとしても、「ペット用」「介護用」「作業用」と、生活のいろいろなシーンで気兼ねなく使えるので便利です。
 
トイレットペーパーがなくて、即、生活に支障をきたしそうな方、ぜひ試してみてください。
 
 

トイレットペーパーが不足するというデマが流れた理由

いくつか考えられますが
  • マスクや消毒液で味をしめた転売業者が仕掛けた
  • 身近のトイレットペーパーに「中国製」と書いてあるのに気づいた人が不安になってSNSで発信した
あたりがあり得そうですね。
 
平成27年のデータを見ると、トイレットペーパーの生産量は
 
日本国内 約100万トン
輸入 約5万トン
 
ですので、多少中国からの安いトイレットペーパーの輸入が増えたとしても、生活に支障が出るほどのトイレットペーパー不足になるとは考えにくいです。
(平成27年度製造基盤技術実態等調査  PDF)
※ファイル移動中2020/04/04現在
 
 
「トイレットペーパーがなくなる!不足する!」と言うニュースを聞いて、多くの中高年は1973年(昭和48年)の「オイルショック」を思い出したかと思います。
 
 
この時の記憶が、マスク不足、消毒薬不足、と続く「物資不足」による不安感が高まっている中で、亡霊のように蘇ったのでしょう。
 
 
そのキッカケは、SNS上の誰かの小さな言葉だったかも知れませんし、何らかの仕組まれた市場操作だったかも知れません。
 
 
ともかく、我々の生活が計算され尽くした無駄のない、製造・物流によって成立っていること、それゆえ、計算外のことが起きたときには、非常にもろいのだという事実をつまびらかにしたと言えるでしょう。
 
 
 
writer: たぬき小父さん